母の写真を整理していて思ったこと。
人の顔って、物理的に顔のパーツや全体の配置が変わるんじゃなくて、「表情」が変わるんだっていうこと。
人生色々・・・誰でも歴史がある。
子供の頃の何も考えていない、笑顔。
ちょっと大人になって気取った笑顔。
幸せなときの笑顔。
我が子を抱いたときの笑顔。
つらいときは笑顔が消え、乗り越えて微笑みが戻ってきたり。
特におしゃれだった母は服装をみると、気合が入っているかそうじゃないかがすぐにわかる。
写真を見ていると、その時々の心が映し出されているように思え、母の生涯をレビューしているようだった。へぇ~なんて思ったり、つらくなったり、懐かしくなったり、うれしくなったり・・・生きるってすごいことだ。
ここ数年の写真で見る母の表情は、とても穏やかで、幸せそう。優しい顔をしていた。
特にお酒を手にして写っている写真は、うれしそうだ(笑)
区が調査している介護についてのチェックシートに、「生きがいや、充実感がある」という項目があった。母は、「はい」にチェックしていた。
なんだかとてもホッとした。苦労もたくさんあっただろうけど、年老いてから、楽しく暮せていたんだと思うと、よかったなぁ~と安心した。
顔は心の窓とはよく言ったもので、全てを物語っているのですね。